毎日、仕事の場と生活の場で、人の良いところ、素晴らしいところを、いっぱい伝えようと心に決めている。それはその人が気がついてないことの方が良い。そのためにはじっくり見つめ、小さな糸口を大切にする。言葉やコメントの力、そして無言の意味、ほほ笑み、プラスの意味、マイナスの意味をしっかりと理解していく必要がある。プラスの言葉にはマイナスの反作用もあることに気をつける。一つの言葉の裏に多数のフォローが必要である。
私は心の奥に孤独を抱えている。それは南から吹いてきた風が、北に届いていくことに似ている。その孤独は捨てるべきものではなくて、大切にしていく必要がある。逃げずに向き合い、ちゃんとした居場所を作っておく必要がある。私の中に優しさが芽生えるなら、その孤独や淋しさや惨めさや悲しみが育んでくれる。それは北から吹いてきた風が、南に届くことに似ている。
南から吹いてきた風と北から吹いてきた風がぶつかるところを大切にしたい。その場所が私の心の居場所である。