七つの物語を

暗緑の木々は欠乏の世界
限りなく光を求め
伸びていく

満たされる事のない世界
目の前に晒された死を
プリズムに翳して七色の夢を見る

歩いた道に足跡が残りやがて消える
昂ぶりも号泣も苦悩も
やがて呑み込まれていく

歩いた道に足跡が残りやがて消える
百代の時の流れのうちの
一瞬の跳水

苦悩とも微笑とも取れる
憂いを帯びた
遠くを見つめる瞳

明日の灯がともらないとしたら
その闇の中で
七つの物語を聞かせてあげる

欠乏の世界に
滾々と湧き上がり
満ちているものがある

命の火影に照らされた
喜びと悲しみに彩られた
人の生きた物語

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