暗緑の木々は欠乏の世界
限りなく光を求め
伸びていく
満たされる事のない世界
目の前に晒された死を
プリズムに翳して七色の夢を見る
歩いた道に足跡が残りやがて消える
昂ぶりも号泣も苦悩も
やがて呑み込まれていく
歩いた道に足跡が残りやがて消える
百代の時の流れのうちの
一瞬の跳水
苦悩とも微笑とも取れる
憂いを帯びた
遠くを見つめる瞳
明日の灯がともらないとしたら
その闇の中で
七つの物語を聞かせてあげる
欠乏の世界に
滾々と湧き上がり
満ちているものがある
命の火影に照らされた
喜びと悲しみに彩られた
人の生きた物語
生とは泡沫の夢のようなもの。
儚いが故に、愛おしく美しいものですね。
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CHIRICOさん☆
本当にそうですね。
長いようで短い。
一度きりの人生。精一杯生き切りたいものですね。
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