絶望という、群青色の美しい闇に包まれて
もがいていた頃、涙は流すためにあった
目は汚いものばかりを見ていた
美しかった子の輝きは失われ
毒された水のような澱んだ色の目をしていた
あるとき、汚れてしまったことに気がついて
汚れたものたちを許せるようになった
汚れてしまった自分さえも許せるようになった
涙は流すためのものではなく
目で見つめたものたちを
美しく映すための水と変わった
情景を風景として、風景を心象として表現
絶望という、群青色の美しい闇に包まれて
もがいていた頃、涙は流すためにあった
目は汚いものばかりを見ていた
美しかった子の輝きは失われ
毒された水のような澱んだ色の目をしていた
あるとき、汚れてしまったことに気がついて
汚れたものたちを許せるようになった
汚れてしまった自分さえも許せるようになった
涙は流すためのものではなく
目で見つめたものたちを
美しく映すための水と変わった