春の朝、陽だまりで

花壇に咲き誇る園芸種の足元の雑草の白い花→菜の花の辛子和えを食む桃色のルージュを引いた唇→瑠璃色の石をガラスの上で転がし乱反射する光の影→下界に差し込む光の如く境内に零れる陽光を浴びて一心に祈る→ルイボスティーに添えれたアイシングのかかったシナモンロール→ルーペで覗いた雪の結晶→雨水の蛇行し流れ着いた先に溜まる小砂丘→嘘をつくなら優しい嘘を真実はオブラートに包んで呑み込む→無地のキャンパスノートになったつもりで、大切な人の言葉を描いていく→癖のある君の筆跡をこよなく愛す→すべりつつ花に潜り込む蜜蜂の羽音→戸締りをし忘れた窓から聞こえる地虫の鳴き声→縁側で頼りない日差しを分け合いながら猫と昼寝→寝入り端に繰り返し見るいつも手の届かない愛の残像→羽化して飛び立つ瞬間のナミアゲハ→花屋の一角で忘れ去られたようにひっそり咲いているアマリリス→澄みとおる紫のスミレの花弁

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Google フォト

Google アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Twitter 画像

Twitter アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中