現在、父の手術中で病院に来てます。転んで鎖骨を骨折しての手術。3時間かかるそうです。
一方、103歳の祖母が危篤状態で、先日まだ意識あるうちに、最後のお別れをしてきた。声をかけると薄目を開けて、手を握ると握り返してくれる。まだ手のひらには温かさがあった。
私は長い時間かけて祖母と語り合い、受け継ぐものを受け取りとしてきたので、悲しい気持ちは抱かなかった。
コロナの影響で祖母にとって寂しい時間もあったし、私も祖母の思うようにしてあげられなかった。しかし、独りよがりではあるが、最善は尽くせたと思ってる。私のわがままな愛を受け止めてもらって成立していた時間だった。
祖母を静かに看取りつつ、両親のことも頭に置いて、日々を過ごしている。
祖母の人生から学んだ大切なことたちは私の精神の軸となっている。人生いいときもそうではないときも含めて、最後まで置かれた環境を認めて最善を尽くす。
年老いていく両親を大切に想い、自分の人生を組み立てていく。身の振り方を考えていく。
私の人生は満たされていて、それは間違いなく、身の回りの方達に支えられて、育まれたものである。自分には何ができ、どうしていけば良いのか、しっかりと形になりつつあるのは幸せなことだ。