
山下達郎のラジオから流れるスイートソウルを聴きながら、濃いめに入れたブラックコーヒーを啜っている。久しぶりの晴天で青空が広がる美しい秋の一日。窓を開け放ち、入ってくる風を楽しんでいる。金木犀の花が咲き、甘い香りが漂っている。ゆるやかに流れていく時間を味わいながら、哲学的にふと考えたくなって、思索に耽る。ないようである秩序の中で、これからどんな風に生きていこうか。これから世の中にどんな貢献をしていこうか、恩返ししていこうか、考えてみる。自分さえしっかりしていれば、どんな世の中も渡り歩いていける。104歳で亡くなった祖母の言葉。これから自分がどんな立ち位置で生きていこうと貫きたい。