情景を風景として、風景を心象として表現
熱を帯びると溶ける角砂糖のように 残照に揺れる三日
現実逃避中 鬼に見つけられる前に、缶蹴って 仲間を
目覚めると、薄っすらと雪化粧 昼前には溶けてしまい
無と無のあいだに 生があり それは苦悩を伴う 命の
あいまいな感情を 暢気な歌い方で歌った なぜかこぼ
目覚めて 南東の空を見上げると 凛とした月が輝いて