葉脈とミネラル
情景を風景として、風景を心象として表現
目覚めて 南東の空を見上げると 凛とした月が輝いて
底なしという噂の沼があった。街外れの、薄暗い雑木林
月のそばに金星が輝いている 四日の月 好きな飲み物
底なしという噂の沼があった。近づいた者が足を滑らせ
緩くほどけた結び目をそっと抱きしめる 固く結ぶでも
雨が降るから君に会いに行く鈍色の雨の中を群青色の傘